野球の熱はとどまらない
この記事を書いている今日(2024/10/31)、ドジャースがヤンキースを6-7で下し、ワールドシリーズを制覇した。
野球に興味ない私の同僚ですらこのニュースは耳に入っていたようで、日本人としての野球(というより大谷翔平か)に対する関心の高さがうかがえる。
プロ野球ではセリーグ3位のDeNAが大躍進。パリーグ王者のソフトバンクに0-7で勝利し、これで成績を3勝2敗とし日本一に王手をかけた。
Yahooニュースのタイトルにもあるように、”史上最大の下剋上”が起きるかもしれないのだ。私もDeNAは良くても1勝4敗くらいかと思っていたがまぁ面白いことになってきている。ただ、こんなに楽観して見られるのも筆者が広島ファンだからであって、これがソフトバンクファンだったらたまったもんじゃないだろう。会社のソフトバンクファンの後輩は1分ごとにスポナビ速報見てたし。
とはいえ広島は現状日本一から最も遠ざかっているので、ちょっと本当に奮起してほしい。来年とは言わないので生きているうちに歓喜の瞬間を目撃したいものだ。
圧倒的リアリティをもう体感したかい?
前書きがちょっと長くなってしまったが、これはゲームの記事である。タイトルの通り、プロ野球スピリッツ2024-2025の記事となる。
この記事を読んでくれているあなたは、もうプレイされたのだろうか?勝手な予想だが、意外と買っている人は多くないのではないかと思っている。
理由は単純で、少し前に発売されたパワプロの最新作がバグまみれだったからだ。
今現在はここに書かれているバグ自体は大方修正されているという認識だが、そもそもバグありで出してユーザーがデバッグしたみたいな構図が非常によろしくなかった。実際バグ治ったと言われてもパワプロをやる気力がだいぶ下がってしまったと思う。
実際私もバグが修正されてからはプレイしていない。そもそも直っていないという噂があったり、栄冠ナインの修正は複数回にわたっていたこともありで、「今やんなくていいか」と思っているうちに熱が少し冷めてしまった。
そういった背景もあり、同じ会社の出すプロスピもバグ多いんじゃないかと思われているため様子見をしている方が多数だと勝手に予測している。こうなってしまうのはあまりにも正しい。
では、実際バグはあるのかというと、今のところ私はそれらしいバグには出会っていない。X(旧Twitter)を見てもあまりそういったコメントは見受けられなかった。一点あるとすれば外野の肩が強すぎるのか、走塁がクッソ遅いのかわからないが、フェンス直撃弾が二塁で捕殺されたりライトフライで三塁へのタッチアップが悠々アウトになったりとバランスおかしいんじゃね?という部分はある。
まぁ、というわけでバグを恐れている人はもう買ってもいいんじゃないかと思っている。そもそも発売延期してるしね、パワプロがアレだったからバグ取りを頑張ってくれたんだと勝手に解釈しておく。
人生で何回目の「もう実写じゃん」なのか
さて、ここからは私のプレー内容を書いていく。
私だけかもしれないが、プロスピ最新作を購入して一番最初にやることはCPU同士の対戦を観戦することなのだ。
実際自分でプレーすると早く打ちたい、投げたいという気持ちに急かされハイライトやリプレー映像を飛ばす癖がある。せっかく用意してある演出を楽しまないのも損だし、リアルを売りにしたゲームなのに自分で試合するとカーソルやストライクゾーンを集中してみてしまい、グラフィックをゆったり楽しむ余裕がない。
そこで、私は購入一発目はCPU同士の対戦を見ている。ただ、今回は早くプレーしたい気持ちもあり3イニングまで(延長は6イニングまで)の試合とした。
今回観戦する試合は贔屓の広島東洋カープと、今シーズンかなり苦しめられた中日ドラゴンズとの試合となる。プレイボール!
実写じゃん。
こういうリアル志向系のゲームではありがちの反応ではあるのだが、最新作が出るたびに本当に感じてしまう。
「ほぼ実写だし、もうこれ以上リアルにはならんやろ~。」と思っていても、数年後それを超えるクオリティで出てくるもんだから本当にすごい。観客の動きもコピペ増殖されたみたいな感じでなく、一人ひとり意思を持つかのように動いている。
とか思っていたらあっさり延長。しかも5回まで0-0の塩試合となっていた。貧打戦までリアルに再現しなくていいんすよ。
だが、6回表に広島一死満塁のチャンス!代打でコールされたのは…
シャイナー。マジかよ。
そして見逃し三振していった。球審も気持ちが入る。何を見せられているんだ。
ただ、この後上本に走者一掃のタイムリーが飛び出しなんとか3点を先制。後は栗林で絞めればいいのか…
塹江が出てきた。一体どういうこと?
一死一塁となったところで栗林登場。いよいよよくわからん。
結局一死満塁とし…
石川にタイムリー!嫌な汗が出てきた。
ただ、後続の福永を打ち取りゲームセット。1-3で広島勝利!いや胃が痛い!!栗林ももうスタミナなくなってたし、打ち取れたのは偶然。薄氷の勝利。
…すみませんやっぱバグあるかもしれないです。采配が意味わかんなすぎた。
塗り替わる結果
そしてもう一つ紹介したいモードがプロ野球速報モードだ。
このモードは実際のプロ野球の試合のターニングポイントとなった場面をゲームでプレーできるモードとなっている。実際に勝利した試合ではプレーする結果が勝利につながるし、敗北した試合ではプレーすることで勝敗結果が差し変わり、歴史が塗り替わる。
これは是非ともカープファンにプレーしてもらいたい。何度も言うが、9月のあの歴史的失速を自分のプレーで歴史を変えてしまえるのだ。
私も上記したCOM戦を観戦し終わってからはすぐにこのモードをやりこんだ。試合の再現は全試合されているので、3月の開幕戦からプレーするのが普通だと思うが、普通に9月から埋めていった。これさえなければ今頃はわがチームが…なんて思いを馳せた。
もちろん、思い入れのある試合をプレーするのも良い。私は年に8試合ほど現地で観戦するので、その試合をプレーして振り返るのも面白い。
5月25日の横浜戦、2回に5失点するもじわじわと追いつき、8回には同点に。延長12回に勝ち越し9-6で勝利した試合。当時今季セリーグ最長試合を記録し、帰るころはどっぷり暗く少し肌寒いくらいになっていたのを憶えている。
翌週の6月1日のソフトバンク戦、はっきり言ってカープ側に全くと言っていいほど見どころのない試合で、個人としても後ろの席でビールがこぼれ足元がまぁまぁ濡れた散々な試合だったことを憶えている。もう忘れたい。
9月15日のDeNA戦では、超絶不調のチーム状況の中、新人の常廣がプロ初勝利を挙げた試合。ぶっちゃけこの試合は乱闘寸前となったことのほうが記憶に残っている。
今年のペナントを振り返りつつ、贔屓のチームの歴史を塗り替えていこう。
そしてつい先日広島全試合を最高難易度(☆5)で埋めきった。こういう埋めていく作業は割と好きなので性に合っていたかもしれない。
もちろん、再現されている試合は広島戦だけではなく12球団分ある。143×12試合にプレーオフの試合もあるので、ざっくり1700試合分くらい再現されている。
……全球団埋めるのは気が向いたらだね…
まだまだ遊びつくせていない
すみません。速報プレイモードばかりやっていたせいでほかのモード全然手付かずです。
自分で『白球のキセキ』モードに触れながらまだプレーしていないとは何事か。
他にもmy BALLPARKモードもプレーしたいし…とにかくまだまだ遊びつくせていない!
今回こんな中でもこの記事を書いたのはパワプロで不安視していて買うのをためらっている人に早く買ってほしいからだ。これから野球はオフシーズンに入っていく。この記事をここまで読んだあなたはきっと野球が好きなのでしょう。オフシーズンは野球の話題から離れてしまうな…。でもゲームするにもパワプロの件があるし…。
そんなあなたにこそプロスピを買ってみてほしい。パワプロに慣れきっていると最初は操作に戸惑うかもしれないが、このリアルさを体験してしまえば虜になること間違いなし。実際虜になった私が保証します。
まだまだ書き足りないのでしばらく遊んでからまた記事を書こうと思っています。それではまた。
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