キャラゲーはキャラバランスなんて二の次でいい
君たちは仮面ライダーカブトをしっているか
筆者は仮面ライダー好きだ
なんといっても平成ライダーのド世代だからね
といっても最近のライダーまで追っているほどガチガチのファンではないが
仮面ライダー少年かつゲーマー少年だった私の前に出てきた理想のゲーム
PS2,仮面ライダーカブト
そもそも仮面ライダーカブトは映画もみたしおもちゃも一番集めたドはまりライダーだ
当時の私には買わない理由を見つけるほうが無理な話であった
仮面ライダーカブトとは
まず仮面ライダーカブトをざっくり紹介しよう
まずライダー達をみてほしい
かっこいい。。
デザイン洗練されすぎてない??かっこよすぎる
最近のゴチャゴチャした見た目のライダーは好かん、カブトぐらいシンプルにせい(老害)
カブトにでてくるライダーは大体昆虫をイメージされていて、主人公ライダーはカブトムシがモチーフだ
変身した後、最初は下のようなごつごつとしたさなぎの状態から始まる
その後『キャストオフ』を行うことでそのさなぎの殻を吹き飛ばし、先ほどの形態に進化する
この瞬間もかっっけぇんだよなぁ~~~
そして最大の魅力であるのが『クロックアップ』という要素
ベルトの腰にあるボタンを押すと開始する時限強化モード
効果は単純明快、動きがめちゃくちゃ早くなる
クロックアップしたやつ VS クロックアップしてないやつ
なんて蚊取り線香 VS 蚊 ぐらい勝ち目がない
ジョジョ6部を見た人ならわかるだろう
むちゃくちゃ早く動けるやつにあらがうすべなんてないのだ
原作再現
当たり前だが当然本作でもさなぎ状態から始まり、『キャストオフ』できるし『クロックアップ』も使える
クロックアップすると、自分は素早く動けてかつ相手がスローモーションになる
この状態の爽快度はすさまじい
ひとしきりコンボを叩き込んだあと、あとはライダーキックをチャージしてぶち当てる
この激しさの後の静寂、からの派手な一撃。
私が精通をしたのはこの時だったかもしれない
当然対抗手段がないわけではない
むしろ簡単な話だ、自分もクロックアップすればいい
体力の下に黄色いクロックアップするためのゲージがあるのだがこれをいかに相手よりも多い状態にするか
そして少なくなってしまった状態側はいかに相手のクロックアップ時間を通常状態でやり過ごして相手の終わり際にクロックアップを行う、通称『カウンタークロックアップ』(造語)する時間を稼ぐかの駆け引きとなる
ね?結構おもろそうでしょ?
おばあちゃんは言っていた、キャラバランスなどないほうがいいと
そして最高なのがこのゲーム、キャラバランスなんて皆無なのだ
とにかく原作再現を主軸に作られている
例にあげるのがこのゼクトルーパーというキャラだ
こいつは敵の雑魚をせん滅する部隊のいち戦闘員にすぎないので当然クロックアップなんてもってない
「イーッ!」と叫ぶショッカー戦闘員のようなものと思っていい
戦闘バランスとるために体力が多いとか攻撃力高いとか当然ない、なんならどちらも最低クラス
クロックアップされたらただ蹂躙されるしかない雑魚だ
それでいい
こういうキャラを使わせてくれるというのが本当に素晴らしいんだ
昨今のキャラゲーはなんか平均的な強さにしようみたいな節がある
ヤムチャが魔人ブゥをボコす、ペッシがDIOをボコす、ウソップが黄猿をボコす
そんなことあっちゃいけんのよ
バランス無視した最高のシステムはもう一つある
『ハイパークロックアップ』だ
文字通りクロックアップの強化版、限られたライダーたちはこれを使える
これをゲームで使うとどうなるか、、
相手が静止するのだ
スローモーションとかじゃない、動けない
一応ハイパークロックアップ中にクロックアップはできる
ただ、しても得られる効果は静止状態からスローモーションになるだけだ
それならば使わずに体力が残るのを願い、終わるのを待ってから使うしかない
しかし、やはりそこは選ばれしものたち。
クロックアップの強化が使えるキャラというのはすなわち強キャラ
通常攻撃や必殺技の威力、すべて並ライダーより高い
体力なんて残るはずない、消し飛ぶのみだ
ゲーマーとしての、性-サガ-
ゲーマーなみなさんなら弱キャラでストーリーをクリアする、初期装備でクリア目指す等
縛りプレイが好きなものは多いはずだ
カブトも例に漏れず、こんな原作準拠の強さの中で最弱でクリアしてみたい、そう思ってしまった
クロックアップもないこんな雑魚 VS ハイパークロックアップ持ちの相手
どう勝つねん
否、対策はあるのだ
このゲーム、クロックアップ時には特定のモーションがある
ライダーが「ハイパークロックアップ!」といってからボタンを押す
そう
そのボイスからボタンを押すまでの間は通常通り動けるのだ
そこで私はジャンプをする
するとどうなるか
自分がジャンプの最高点にいる状態で静止するのだ
もちろん相手のジャンプ攻撃自体はくらう
逆にいえばジャンプ攻撃しかくらわない
なんせ攻撃をあてても落下してこないからね、ハイパーが早すぎて
こういうところに活路を見出すのが、ゲーマーとして最高に気持ちいい瞬間だろう
あとなぜかこういう縛りを想定してか、ゼクトルーパーでクリアした際の報酬がある
ゼクトルーパーシャドウというゼクトルーパーが少し筋トレした?くらいの違いしかない雑魚が追加される
ただこういうご褒美でもあるというのがたまらなくうれしいもんだ
まとめ
昨今のゲームはキャラバランスを調整したり、忙しい人のために隠しキャラとかは少なめにほぼすべてのキャラが最初から使えるなど、、
悪いことではないが時代の流れというものを感じる
こういうゲームたちが原作愛にあふれていないとは言わない
それでもやはり原作通りのパワーバランスで戦えたり、初期キャラ全然いねぇじゃんと思って遊んでたらどんどんキャラが増えていったあのうれしさ
あの感動を令和のゲームにて味わいたいものである
ってなわけでドラゴンボールスパーキング新作、期待してますよ??
コメント